スニーカー売却の手取り計算 — 手数料・送料・仕入れを分けて考える
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「3万円で売れた」と「3万円を受け取れる」は同じではありません。売却の判断では、販売価格から各種手数料と送料を引いた受取額、さらに仕入れ価格を引いた損益を分けて計算します。
基本の計算式
受取額は「販売価格 − 販売手数料 − 決済等の手数料 − 送料」です。損益は「受取額 − 仕入れ価格 − 仕入れ時の送料等」で求めます。販売価格だけを相場と比較せず、利用するサービスの最新料金と配送方法を入れて計算してください。
計算例
販売価格30,000円、販売手数料3,000円、送料1,000円なら受取額は26,000円です。仕入れ総額が20,000円なら損益は6,000円です。梱包資材、振込手数料、値下げ、返品が発生すればさらに減ります。税務上の扱いは取引の目的や頻度で異なるため、必要に応じて専門家または公的窓口へ確認してください。
サービスごとに条件を更新する
手数料率や送料は変更されるため、固定の割合を覚えるのではなく、出品前に公式の料金表を確認します。キャンペーンによる一時的な割引、売上金の振込条件、サイズ別送料も計算に含めます。
見落としやすい費用
計算式に入れ忘れやすいのは、1件あたりは小さいが確実に発生する費用です。
梱包資材(段ボール、緩衝材、テープ)は1件あたり数百円でも、複数売れば無視できません。売上金の振込手数料は、都度出金するとその回数だけかかります。返品・キャンセルが起きれば往復の送料が残ります。保管期間も費用です。すぐ売れる前提で仕入れた在庫が数か月動かなければ、その間に相場が下がる可能性を抱え続けることになります。
さらに、サイズによって送料が変わる点は靴に特有です。同じ料金だと思って計算していると、大きいサイズや箱付き発送で想定を超えます。出品前に、実際に使う配送方法の料金表でサイズ区分を確認してください。
「相場3万円」が手取り3万円ではない
この記事で最も伝えたいのはこの一点です。相場データを見て「定価2万円のものが3万円で売れている、1万円の利益だ」と考えるのは、ほぼ確実に過大評価です。
実際には、販売手数料と送料で数千円が引かれ、さらに梱包資材や振込手数料が乗り、売れるまでの間に相場が動きます。相場と定価の差額をそのまま利益と見なすと、手数料が利益の大半を占めていた、ということが起こります。相場から手数料と送料を引いた金額を仕入れ判断の基準にしてください。相場そのものの読み方は相場の読み方で解説しています。
価格変動も損益に含める
発売直後の相場は動きやすく、売れるまでに価格が下がることがあります。出品時の希望価格ではなく、直近に実際に売れた価格を基準にし、値下げ余地と保管期間を考えます。売買利益は保証されないため、生活費や借入金を使った投機を前提にしないでください。
品番から相場を調べる
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